【シングルレート】カメックスタン【ORASシーズン7】
ORASシングルレートシーズン7にて使用したパーティ。
最高レートは1942。それ以降はだいたい1900前後うろちょろしていた。
クレセドランに一貫する悪や霊に強いメガ枠としてカメックスを採用するという形から組み始めたのだが、いつの間にかクレセリアが抜けてコンセプトがよく分からないスタンパになっていた。
ひかえめHCベース
アクアジェットは微妙に足りない火力を補うために欲しい場面が多かったので採用。襷ゲンガーや襷ランドロスにも刺さって便利。れいとうビームを外したことで鉢巻ガブリアスが重くなってしまったのが問題ではあったが。
高めのタイマン性能はあるのだが、繰り出し性能は低く、どうカメックスを有利対面に持っていけるかが、このポケモンを使う上での立ち回りとして重要だと感じた。今回はスタンパでの運用だったが、とんボルチェンを絡めたり、対面構築で使ってあげる方が良いのかも知れない。 メガガルーラにははどうだんを乱数で耐えられるうえ、ねこだまし→すてみタックルを耐えないので厳しい。メガガルに対面から勝てる性能あればまた評価も違ってきたと思う。
ようきAS
カメックスを出せないパーティに出していく裏エース。具体的にはリザードンやハピナス入りなど。パーティが全体的に遅く、メガ前でも100族と同速勝負できるよう最速。対策されまくってて若干動きにくくは感じたが、刺さるときにはただすてみタックル撃ってるだけでも強かった。対電気用にげきりん入れてたけど、からげんきでも良かったかも。
■ヒードラン@こだわりメガネ/もらいび
ひかえめHCベース
オーバーヒート/かえんほうしゃ/ラスターカノン/あくのはどう
カメックスでどうしようもないメガフシギバナをぶっとばしたいと、カメックスを使う上で割と最初から候補にあがっていたポケモン。マリルリ以外のフェアリーにも強め。メガサーナイトとの対面で勝てるようきあいだま(めざめるパワー地)確定耐え調整。
足の遅いカメックスはサイクルの中で消耗しすぎると役に立たなくなってしまうので、後出しから有利対面を容易につくれ、眼鏡の火力でゴリゴリ削って相手のサイクルを崩壊させてくれるこのポケモンは非常に頼もしかった。
わんぱくHB
タネばくだん/ドレインパンチ/ニードルガード/やどりぎのタネ
ヒードランの苦手な相手を受ける相方として採用。XYでもブリガドランは使っていたが、多少の相性不利もやどりぎを植え付けてからの択次第で覆せるこの並びは使っていて面白い。
■ニンフィア@カゴのみ/フェアリースキン
控えめHBC調整
ORASになって増え始めた瞑想ニンフィア。カメックスを受けに来るスイクンを後出しから瞑想合戦して勝つ。ほえられたら降参します。素で高い火力と特殊耐久からサイコショック持ち以外のめいそう合戦には後出しからでもだいたい勝てるあたり、やっぱりメガじゃない一般ポケとしては破格の性能を持っているのだと思わされる。
■サンダー@オボンのみ/プレッシャー
図太いHBD調整
10まんボルト/めざめるパワー氷/でんじは/はねやすめ
ここまでで重いマリルリやメガボーマンダへの補完として。Dはゲッコウガの珠れいとうビーム耐えまで。でんじは撒きで全体的に遅いパーティの補助も兼ねている。
以下雑感。
足が遅くて繰り出し性能の低いメガカメックスは基本的にサイクルに参加するべきではなく、有利対面を作って交代先に圧力を掛ける、もしくはタイマンで相手のエースを抜いて後続の負担を軽くするといった、あまりメガポケモンらしくない立ち回りを要求されると感じた。(他の遅いメガ枠はメガデンリュウやメガユキノオーのように耐性がそれなりに優秀でサイクル戦に組み込みやすいものが多い)
当初組んでいたクレセドランではみかづきのまいでメガカメックス復活とかやっていたが、カメックスで倒せる相手は基本的に一体までで、それならば月光役で一枠使ってしまうのはもったいなく感じていた。まだ試していないが、おいかぜサポートも結局そのような結論に陥ってしまいそうな予感。
という訳でカメックス以外でサイクル回すのに優秀なブリガドランという結論に至り、XYから本格的に始めたレートで個人的に初めて1900台まで行けたのは嬉しく、とりあえずは満足している。
見ての通り電気の一貫性が酷いパーティで、眼鏡ライコウとかは割とどうしようもない。このパーティの形を残しつつレートを上げるならばカメックスを抜くしかないという結論に至りつつあるので、カメックススタンとしてはこれで公開。もし次にカメックス軸で組むならファイアロー、ナットレイの並びで使いたい。