【単体考察】フェアリー受け腕白ウインディ草案
自分が今考えているパーティのひとつにチルタリス入り受けループがあるのですが、クチート、ニンフィアに強めなポケモンとして、耐久ウインディはどうなんだろうと考えてみました。あわよくばサーナイトも見ておきたい。対瞑想ニンフィアを考えてフレアドライブを採用し、さらにメガサーナイトのサイコショック２耐えにB上昇補正が必要なため性格は腕白。とりあえず考えてみただけの机上論です。
ウインディ＠たべのこし
性格：わんぱく 特性：いかく
実数値：193-131-133-166-108-123
技構成：フレアドライブ（確定）／あさのひざし（確定）／おにびorどくどく／バークアウトorないしょばなし
◆耐久
・H=16n+1
・ひかえめメガサーナイトのサイコショック確定3（41.9～49.7%）
・いじっぱりメガクチートのじゃれつく威嚇込みで乱数4（22.2～26.4%）
・いじっぱりメガクチートのはたきおとす威嚇込みで高乱数3（32.6～38.8%）
・いじっぱりメガクチートのストーンエッジ威嚇込みで確定2（67.3～79.7％）
・いじっぱりメガチルタリスのじしん威嚇込みで確定3（35.2~42.4%）
・いじっぱりマリルリのアクアテール火傷込みで乱数2（44.5～53.8％）
・いじっぱりマリルリのアクアテール威嚇込みで確定2（60.1～71.5％）
・いじっぱりマリルリのアクアジェット威嚇込みで確定4（25.9～32.1％）
・いじっぱりファイアローの鉢巻ブレイブバード威嚇込みで確定3（38.8～44.5%）
・ひかえめニンフィアの眼鏡ハイパーボイス確定3（41.9～49.7%）
・ひかえめニンフィアの持ち物なし弱点めざめるパワー確定3（35.2～42.4%）
・ひかえめニンフィアの眼鏡弱点めざめるパワー確定2（58～69.4％）
・ひかえめメガサーナイトのハイパーボイス確定3（37.3～44.5%）
・ひかえめメガサーナイトのきあいだま確定2（52.8~62.1%）
・ひかえめメガサーナイトのきあいだまバークアウト込みで確定3（35.2～41.4％）
・ひかえめメガチルタリスのりゅうのはどう確定3（40.9～48.7％）
◆火力
・フレアドライブでH振りニンフィア確定2（51.9～61.3%）
・フレアドライブでH振りメガサーナイト確定2（60～70.8%）
・トレース威嚇込みフレアドライブでH振りメガサーナイト確定3（40～48％）
・威嚇込みフレアドライブでH振りメガクチート確定3（53.5～62.4％）
◆すばやさ
・準速70族抜き、4振り100族抜き抜き
赤字の調整を最低限として残りをSに振ったところこんな感じになりました。なんとか4振り100族抜き抜きまで確保できたので、本当にあわよくばですが、メガサーナイトとも戦えるかも知れないです。たぶんもうちょっと振って最速バンギラス抜き抜きくらいまでした方が良いと思います。
技構成については、遂行技のフレアドライブ、回復技のあさのひざしは確定。削りの状態異常としては、対物理アタッカー意識ならおにび、再生持ちの耐久意識ならどくどく。微妙に足りないD耐久を補うためにバークアウト。この枠はせいぎのこころの後出しの択を生じさせない選択肢としてないしょばなしも候補にあげました（他のメリットとしてはまもるを貫通することとギルガルドのじゃくてんほけんを発動させずに特攻を下げられること、デメリットはダメージをまったく与えられないこととちょうはつで出せなくなってしまうこと、ちなみにどちらもみがわり貫通する点では同じです）。
以下、主要な対フェアリーについて。
クチートにはストーンエッジを後出し時に食らわない限りほぼ勝てるでしょう。
マリルリは対面で鬼火を撒きたいところ。受け出しは威嚇込みのアクアテール＋アクアジェットをたべのこしの回復量込みでぎりぎり確定で耐えますが、はらだいこを考えると難しいところ。
・対メガチルタリス
特殊ならりゅうのはどうも受けきれるので問題なし…と言いたいところですが、はねやすめ持ちも多いので粘られると厄介。おにびではなくどくどくを採用すればこれへの対処は可能。リフレッシュは知りません。
物理なら対面で鬼火を撒きたいですが、みがわりを張られると手出しできなくなるのでどうしようもないです。ほえるがあれば一旦リセットはできますが。
・対ニンフィア
後出しの際に攻撃を受けた場合、威力により眼鏡か否かを判別します。眼鏡なら弱点めざパ以外は受けきれるので、どくどくかおにびを撒ければ後はあさのひざしで回復しつつバークアウトでも使っていればOK。チョッキを持ってそうな場合も、弱点めざパを受けきれるので同じ立ち回りで問題なし。フレアドライブは反動が痛いのと、交代によりゴツゴツメットやさめはだ持ちに触れたくないので極力使わないようにします。
ニンフィアが瞑想を積む素振りを見せたら、フレアドライブの出番です。耐久ウインディの攻撃技はかえんほうしゃかバークアウトが基本ですが、瞑想ねむカゴで粘られた場合、突破が困難になります。HP管理が難しそうですが、最悪相打ちか、後続で落とせるまで体力を減らせると思います。この辺は実際の状況次第で様々なケースが考えられそうですが、悪くない勝負に持ち込めるのではないでしょうか。せいなるほのおください。
・対メガサーナイト
対面からなら、素早さで上を取られている場合でも、きあいだま（＝弱点めざめるパワー）→バークアウトの流れから次のきあいだまをたべのこし込みで耐えるので次から回復が間に合うようになります。
受け出しする際には、こちらが上を取ってバークアウト使っていけないと厳しそうです。他でまひを撒くなどのサポートが欲しいです。
今のところ臆病に比べて控えめなメガサーナイトがだいぶ多いようなので、準速100族抜きまでSを振って、耐久をバークアウト頼りのラインまで下げても良いかも知れません。
色々と耐久計算してみて意外といけそうで、なんかちょっと足りなそうな気もする腕白ウインディ。
こういった仮想敵で入ってきやすいエンテイはステータスが高く、何よりせいなるほのおといった反動もなく追加効果も優秀な物理攻撃技を持っています。ウインディの長所である①威嚇による物理耐久底上げ、②再生回復持ちといった要素を活かしていつか使ってみたいですね。
【シングルレート】カメックスタン【ORASシーズン７】
ORASシングルレートシーズン７にて使用したパーティ。
最高レートは1942。それ以降はだいたい1900前後うろちょろしていた。
クレセドランに一貫する悪や霊に強いメガ枠としてカメックスを採用するという形から組み始めたのだが、いつの間にかクレセリアが抜けてコンセプトがよく分からないスタンパになっていた。
ひかえめHCベース
アクアジェットは微妙に足りない火力を補うために欲しい場面が多かったので採用。襷ゲンガーや襷ランドロスにも刺さって便利。れいとうビームを外したことで鉢巻ガブリアスが重くなってしまったのが問題ではあったが。
高めのタイマン性能はあるのだが、繰り出し性能は低く、どうカメックスを有利対面に持っていけるかが、このポケモンを使う上での立ち回りとして重要だと感じた。今回はスタンパでの運用だったが、とんボルチェンを絡めたり、対面構築で使ってあげる方が良いのかも知れない。 メガガルーラにははどうだんを乱数で耐えられるうえ、ねこだまし→すてみタックルを耐えないので厳しい。メガガルに対面から勝てる性能あればまた評価も違ってきたと思う。
ようきAS
カメックスを出せないパーティに出していく裏エース。具体的にはリザードンやハピナス入りなど。パーティが全体的に遅く、メガ前でも100族と同速勝負できるよう最速。対策されまくってて若干動きにくくは感じたが、刺さるときにはただすてみタックル撃ってるだけでも強かった。対電気用にげきりん入れてたけど、からげんきでも良かったかも。
■ヒードラン＠こだわりメガネ／もらいび
ひかえめHCベース
オーバーヒート／かえんほうしゃ／ラスターカノン／あくのはどう
カメックスでどうしようもないメガフシギバナをぶっとばしたいと、カメックスを使う上で割と最初から候補にあがっていたポケモン。マリルリ以外のフェアリーにも強め。メガサーナイトとの対面で勝てるようきあいだま（めざめるパワー地）確定耐え調整。
足の遅いカメックスはサイクルの中で消耗しすぎると役に立たなくなってしまうので、後出しから有利対面を容易につくれ、眼鏡の火力でゴリゴリ削って相手のサイクルを崩壊させてくれるこのポケモンは非常に頼もしかった。
わんぱくHB
タネばくだん／ドレインパンチ／ニードルガード／やどりぎのタネ
ヒードランの苦手な相手を受ける相方として採用。XYでもブリガドランは使っていたが、多少の相性不利もやどりぎを植え付けてからの択次第で覆せるこの並びは使っていて面白い。
■ニンフィア＠カゴのみ／フェアリースキン
控えめHBC調整
ORASになって増え始めた瞑想ニンフィア。カメックスを受けに来るスイクンを後出しから瞑想合戦して勝つ。ほえられたら降参します。素で高い火力と特殊耐久からサイコショック持ち以外のめいそう合戦には後出しからでもだいたい勝てるあたり、やっぱりメガじゃない一般ポケとしては破格の性能を持っているのだと思わされる。
■サンダー＠オボンのみ／プレッシャー
図太いHBD調整
１０まんボルト／めざめるパワー氷／でんじは／はねやすめ
ここまでで重いマリルリやメガボーマンダへの補完として。Dはゲッコウガの珠れいとうビーム耐えまで。でんじは撒きで全体的に遅いパーティの補助も兼ねている。
以下雑感。
足が遅くて繰り出し性能の低いメガカメックスは基本的にサイクルに参加するべきではなく、有利対面を作って交代先に圧力を掛ける、もしくはタイマンで相手のエースを抜いて後続の負担を軽くするといった、あまりメガポケモンらしくない立ち回りを要求されると感じた。（他の遅いメガ枠はメガデンリュウやメガユキノオーのように耐性がそれなりに優秀でサイクル戦に組み込みやすいものが多い）
当初組んでいたクレセドランではみかづきのまいでメガカメックス復活とかやっていたが、カメックスで倒せる相手は基本的に一体までで、それならば月光役で一枠使ってしまうのはもったいなく感じていた。まだ試していないが、おいかぜサポートも結局そのような結論に陥ってしまいそうな予感。
という訳でカメックス以外でサイクル回すのに優秀なブリガドランという結論に至り、XYから本格的に始めたレートで個人的に初めて1900台まで行けたのは嬉しく、とりあえずは満足している。
見ての通り電気の一貫性が酷いパーティで、眼鏡ライコウとかは割とどうしようもない。このパーティの形を残しつつレートを上げるならばカメックスを抜くしかないという結論に至りつつあるので、カメックススタンとしてはこれで公開。もし次にカメックス軸で組むならファイアロー、ナットレイの並びで使いたい。
